タクシードライバーとして稼ぐためには、まず気持ちの持ち方、あるいはやる気、モチベーションの維持が最も大切です。
稼ぐ意欲がないと、いくら有益な方法論を手に入れても結果が伴わないでしょう。
そこで今回は、タクシーで稼ぐためのモチベーションの維持の仕方、目標設定などについて、主にマインド面について解説します。
この記事に書いてあること
✅タクシーで稼ぐ人のモチベーションや考え方、気持ちの持ち方などのマインド全般について、現役ドライバーが解説しています。
タクシーで稼ぐためのモチベーションの維持
モチベーションの維持つまり「やる気」ですが、タクシーで稼ぐという気持ちが維持できるかどうかが重要で、ここが崩れると結果が伴わなくなります。
やる気があるときはいいのですが、気分があまり乗らないときや嫌な客を乗せた直後などでも、気持ちが切り替えにくいことも出てきます。
そこで、そういったときの対処法について、自身の経験を踏まえて解説します。
やる気が出ない・気分が乗らないときの対処法
フリー待機の場合は、流しをやめて付け待ちだけにするなど、気分転換や普段と違うことをすることにより、新たに気付くことや発見することもあります。
コツコツ積み重ねていくことにより、「やる気スイッチ」が入ることもあります。
客とトラブルを起こした・軽く揉めた・バカにされた等で凹んだときの対処法
時には、乗客とのトラブルや道を間違えたり料金メーターの押し忘れ等自身のミス、トラブルにまで発展せずとも軽く揉めたりすることも時にはあります。
そのようなときの対処法を解説します。
⇒タクシーで道を間違えたり遠回りした場合を解説!料金の支払いでクレームを回避する運転手の裏技
ストレス発散
客と揉めたときなどは、ストレス発散が一番です。
空車で走行中に大声で叫んだりするのも有効です。走行中であれば周囲に聞こえることもありません。
また逆に、ラジオをつける・音楽を流すなど、別のことを意識して、結果的に忘れるようにする方法もあります。
これは、先述した大声で叫ぶことにより口に出すので、自分がその言葉に引っ張られて自身の耳に入ることにより、余計に憎悪が増幅されてしまうこともあります。
どちらがいいかは個人差もあり一概に言えませんが、いつまでも引きずるのが最も良くないので、いずれにしても、そのことは考えずに他の事を考えるようにして、早めに忘れるようにしましょう。
同僚・先輩・他社のドライバーに話す
特に同じドライバーに話すと気持ちをわかってもらえるので、心が楽になります。
自身の経験からすると、特にリスペクトしている先輩ドライバーや仲のいい同僚に話すと、「よくあることだから気にするな」などと経験談も交えて話してもらえたりすると、いつの間にか忘れてしまいます。
当然ですが、自分だけではなく、他のドライバーも多かれ少なかれ経験していることなので、気にしていても仕方がありません。
⇒タクシードライバーから見た嫌な客や乗せたくない客まとめ!トラブルの対処方法についても
タクシーで稼ぐには売上目標を設定
一乗務(一日)・毎月の売上目標を決めて、隔日勤務はもとより、出勤時間(日勤・夜勤)が交代で回ってくる勤務であっても、曜日や日によって、この日は売上が上がりそうな日だから、貪欲に仕事をするなどして、考えて行動しなければ売上は伸びていきません。
毎月の売上目標の立て方
地域により異なるので一概に言えませんが、どの地域にも一定の目安があり、先輩ドライバーに聞けばわかります。
どの地域のドライバーもこの金額がひとつの基準になっている額があるので、まずはそれを目標にするのがベターです。
一乗務(一日)の売上目標の立て方
毎月の売上目標額が決まれば、自ずと一乗務の売上目標額も決まってきます。
日によっては、特に土日祝日や大型連休、また台風などの天候にも左右され、売上目標額に達しないこともよくありますが、その分は売上が見込める週末に仕事をこなして、補うなどしていけばOKです。
また、目標金額を時間帯毎に区切って意識することも有効です。
例えば、平日朝7時~13時までに1万円は上げるなど、時間と金額を意識することでも、売上は変わってきます。
要は、毎月の売上目標額1か月単位で帳尻を合わせていくことが大切で、それを決めていないと、それなりには売上はあっても伸びていきません。
稼ぐタクシードライバーは売上目標を絶対達成させる
管理人の所属する会社は、残業時間込みで一カ月299時間以内までに抑えればよいので、その時間目一杯使って、売上目標も立てて仕事をされている方が数多くいます。
売上が高いドライバーは、目標額を設定しそれを絶対達成するという気持ちで仕事をしている方がほとんどです。
まとめ:タクシーで稼ぐ→モチベーションの維持と売上目標を達成する意識が大切!
最後にまとめると、
- タクシーで稼ぐには、モチベーションの維持・気持ちの持ち方や考え方、最終的には稼ぐという意識を保てるかが重要になってくる。
- 地域に応じた目標設定額を定めて、それを絶対達成させる意識で仕事をする。売上の高いドライバーはそれを実行している。
といったところでしょうか。
年単位でみても、1月~2月、大型連休のある5月、お盆休みのある8月は年間通して、売上が上がりません。
逆に夏・冬のボーナスで収入が増える時期や、年度末の3月および年度始まりの4月は、人が動くためタクシーの需要が増える傾向にあり、そのような月に、売上が少なかった月の分を補うように意識していけば、伸びて行きます。
要は、年単位・月単位で売上を意識して、目標額を設定し、そこへ到達するように考えて仕事をするようにしましょう!
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