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労働組合の役員(代議員)をやりたくないときの断り方!メリットデメリットも解説

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タクシー会社も、それなりに規模の大きい会社は労働組合(労組)があります。

管理人が所属するタクシー会社も労働組合があるのですが、役員(代議員)をやらないかという話が2~3年前から、現職の役員や上司、現在は定年で役を降りた元上司等から、頻繁に言われるようになりました。

ですが、やりたくないのが実情で信念を持って断り続けています。

労組の役員や代議員をするか否かは、任意であり強制ではありません。

そこで今回は、労組の役員を頼まれたときの断り方や、役員を引き受けるメリットやデメリットについても紹介します。



労働組合の役員をやりたくない・拒否するときの断り方一例

例え中途採用であっても、歳月が過ぎると労働組合のある会社によっては、役員を頼まれることもあるかもしれません。

実際、管理人も入社後3年程で頼まれましたが、キッパリと断らせていただいており、今も現任の役員さんから事あるごとに依頼されたりするのですが、断り続けています。

仕事や人間関係で幅が広がるなど、メリットもあるのは承知しているのですが、どうしても好きになれない、やる気にならないのが実情で、自分なりの理由を主張し拒否し続けています。

今回は、どうしてもやりたくない方向けに、管理人の考え方や生き方も交えて、断り方の一例を紹介します。

 

やりたくないのならキッパリと主張する

管理人は、トップページのプロフィール(リンク)でも紹介していますが、所属してきた会社が2回廃業に追い込まれており、社員の皆さん・組合員の皆さんのために動くということに違和感を覚えるのが一つの理由です。

「何が会社のためや。何が皆さんのためや。何が組合のためや。会社が一体何をしてくれるんや。会社なんていざとなったら冷たいもんやで」

「会社組織なんて所詮はそんなもの。お偉いさんは自分の身の保身のことだけしか考えていない。何でそんなもんのために、時間を割いて尽くさなければならないのか?」

以前所属してきた会社が廃業や倒産に追い込まれたなど、会社都合で退職された方は、「会社のため、皆さんのために何かをすることに抵抗がある」

ということを主張してみるのもひとつの手かもしれません。

実際に、廃業時の当時の経営陣の醜さを目の当たりにしてきた自分は、労組の役員になり、会社を良くするために動くなど、個人的には到底考えられません。

 

出世・昇格したくない意思を主張する

転職して中途採用者であれば、仕事の出来不出来いかんに関わらず、昇格したくない・出世したくない方もいるのではないでしょうか。

例えば、前の会社でパワハラを受けた、製造現場の班長であったが責任を押し付けられた・責任を取らされたなど、昇格して部下を持つなどうんざりすると考えている方にとっては、職場で自分の責務だけを全うすればいい、まして労組などしたくないと考える方もみえるかもしれません。

私は前の会社で、親会社の先輩をみてきましたが、労組の役員をするということは、多聞に出世に有利にはたらくことは間違いありません。

労組のある規模の大きい会社では、役職が上がると給料も上がるのが当然であり、そのために本意ではないけれど、やらざるを得ない方も多いと思います。

ですが、ある程度の年齢での中途採用者で昇格などがない、期待できない方は、引き受けてもモチベーションが維持できないかもしれません。

私事ですが、タクシー運転手に出世など関係ありません。

よって、出世や昇格をしたくない、または今後期待できない場合は、それを理由に断るのも一つの方法です。

 

社内で過去に何か問題を起こしている場合はそれを主張する

人間生きていれば、職場でも良いこともあれば、悪いことも起きます。

私は現在の所属するタクシー会社でも、乗客と何度か揉め事を起こしていますし、以前所属した会社でも上司・同僚と衝突して揉めたことも何度かあります。

タクシー運転手を長期間していると、乗客と揉めたりトラブルが起きることは、程度の差はあれ誰でもあることですが、大なり小なり社内で過去にトラブルを起こしている方は、それを主張してみるのもありかと思います。

例えば、取引先と揉めた、社内の別部署の人と揉めた、お客様と何度かトラブルがあったなど、何か問題を起こしている場合、「自分は過去にトラブルを起こしている、労組の役員をすることに相応しくない」と、断る理由のひとつにすることもできます。

 

家庭の事情を主張する

実際に家庭に事情があり、余分な仕事をしたくない方はストレートに主張すれば、通る可能性が高いと思います。

子供が小さく送迎をしなければならない、親の介護など、人それぞれ抱えている事情があり、仕事量を増やしたくない旨を主張すれば、受け入れてもらえるかもしれません。




労働組合の役員をするメリット

では、一般的に労働組合の役員をするメリットはどこにあるのか?タクシー会社の場合はどうなのか?前職場での先輩とのつながりから聞き取ったことなども含めて、現職場で傍らからみた私見も含めて解説します。

 

人間関係・交流が広がる

労組のある会社は、ある程度の規模の会社ですから、普段交流のない役員の方と定期的に顔を合わせることになり、交流が広がることが挙げられます。

一般的には労組の役員をされる方は、それなりに人望があったり、人格者や優れている方などが多いですから、社内で顔が広くなる、何かあったときにに助けてもらえたり、気が合ってプライベートでも付き合いをする仲になるかもしれません。

ちなみにですが、タクシー会社の労組の役員はそうとも限りません。

タクシー会社に転職されてくる方は、他所で何かがあって流れ着いてくる方が多く、その中で選出されるため「個性的」な方もおり、労組の役員さんでも、トラブルや事件を起こして辞めさせられたりした方も実際にいました。

 

出世に有利・経営陣と顔見知りになる

労組の役員として、経営陣・お偉いさんとの会議や懇親会が行われることもあり、顔を覚えてもらうことによって、結果的に出世や昇格に有利にはたらくこともあるでしょう。

人事に関しては、当然経営陣が関与しますし、顔を合わせる機会が少ない人よりも、労組の会合で顔を合わせて話をしている人に親近感を覚えるのは、人間の心理として当然です。

昇進試験がある会社では、会合に出席していることで、経営陣の方針や中・長期的にどう見据えているのか等を、会合で接していることで理解していることにより、試験の合否に有利にはたらきやすいこともあるのではないでしょうか。

ちなみにタクシー会社で運転手の場合は、配車業務や事務職以外では、労組の役員をしたからといって、出世にはほとんど関係がありません。

確かに年数が経てば、乗務班長としてまとめる役職に就くことはありますが、適任であるかどうかはあるにせよ、タクシー業界は基本的に年功序列で、キャリアの長さがモノを言う世界です。

 

手当が出る

会社により異なりますが、手当が出ることも多いです。

管理人の所属するタクシー会社も、会合があって本社に出向くときは、交通費と手当が支給されるそうです。

この手当をエサにして、労組の役員を頼む口実にされることもあるかもしれません。

会社により金額は大きく異なるので、引き受ける・断るのどちらにしても、いくら手当が出るのかは確認しておきましょう。

 

会社について知り得ることができる

経営陣との会合が定期的に行われるため、会社のことについて、ある程度知り得ることができます。

経営方針や現状会社の置かれている立場から、財務状況、人事異動、社員への還元等においても、どのように考えているのか、いち早く情報を得ることができます。

労組の役員になると、組織の下部にいるだけでは知り得ないことも知ることになり、見識の幅が広がり勉強になります。

 

労働組合の役員をするデメリット

では、デメリットについて解説します。

 

労組の活動に時間を割き仕事量が増える

一般的に、労組の活動は本業の業務時間外にするため、仕事量が増えます。

決算時期や賞与(ボーナス)前、人事異動発令時期の前などでの会合や資料作成等もあり、休日に対応することもあるかもしれません。

交代勤務をしていて会議や会合がある場合、本業の業務を調整したりすることも時にはあります。

 

組合員の意見を吸い上げる・不平不満を聞き入れる

会社に対して要望がある、改善要求、不満がある等、組合員からの意見を吸い上げて、経営陣と会合があるときに、書面や口頭で意見を述べなければなりません。

そのための労組の役員ですから当然ですが、組合員から不平不満が噴出することもあり、それを受けとめて対応を取らなければならないこともあります。

また、いちいち個別で任意で意見を聞き取るわけにもいかないので、アンケート用紙を作成し、記入してもらい集約して取りまとめることなど、雑務的なことをすることもあるでしょう。

また、パワハラ・セクハラがあった場合、現在はそれを相談する担当者を会社が任命して兼務させていることも多いですが、労組の役員に相談されることもあるかもしれません。

 

会社側と交渉・闘争する

これは、役員でも下っ端の内は必要ないですが、任期が2年ならば、4年、6年とするうちに役員の中でも位が上がっていくと、会社側と交渉する立場になっていき、ときに闘争することも建前上はしなければなりません。

実際には会社側の提案に対して意見を述べるだけのことも多いかもしれませんが、例えば給与・賞与のカットがあって、それでもこの金額では少ないから一人頭もう2000円プラスしてほしいなどと、交渉することになります。

役員の下っ端の内でも、先輩役員の交渉力を近くで観察することができるため、逆に勉強になるメリットもあります。

 

職場のダークな面を垣間見ることも

組織の下っ端で働いている分には、知り得なかったことを知ることもあります。

  • 社内での不正行為
  • パワハラ・セクハラ行為
  • 社内での不倫・業務中の不貞行為
  • 個人的な情報や噂(誰々さんがかつらをかぶっている等)

など、職場のダークな一面が垣間見えることもあり、知りたくなかったことも耳に入ってくることもあるかもしれません。

 

まとめ:労組の役員をやりたくないときは理由を明確に主張する

最後にまとめると、

  • 労働組合の役員(代議員)をどうしてもやりたくない・拒否したい場合は、理由を明確にし、正当性を訴え自己主張する。

 

  • 労組の役員をするメリットは、会社員として有益になる人間関係や交流が広がること、経営陣と定期的に会うことで顔見知りになり、結果として出世に有利にはたらくこともある。

 

  • また、手当も出る上、社内の情報をいち早く得ることができるメリットがあるが、反面社内のダークな部分などに触れることもあるかもしれない。

 

  • デメリットしては、本業以外の仕事量が増えることで時間を割かなければならず、組合員の意見を吸い上げ、不平不満を受け止めなければならない。

 

  • 経営陣と交渉事項のすり合わせや、時には闘争もある。

といったところでしょうか。

人は生きてきた経緯が価値観となるため、管理人の様に会社が2度廃業に追い込まれるような経験をすると、心や度量が狭い私は「皆さんのために尽くす」という気持ちにはなれません。

上記の様に労組の役員を引き受けることでメリットも多々あり、人としての幅が広がり、今後にプラスになることも理解しているとはいえ、やる気やモチベーションが無いのも事実です。

ましてタクシー会社というのは、他の記事で何度も述べていますが、「よそで何かがあって流れ着いてきた人達」が多いため、まともでない人も結構いるのが実状であり、その人達のために労組の役員になって、少しでも会社を良くしようとかいう志がありません。

確かに、声を掛けてもらえるということは、コイツなら任せることができると思われているからであり、ありがたいことでもあって理解しています。

タクシー運転手というのは、組織に属していてもある意味では「個人事業主」なので、他の業種と比較して会社にまとまりがあまりないのは当然でもあり、引き受けるか否かは、強制ではなく任意であるため、個人の自由でありその人の生き方です。

労組のある会社に属されて、役員・代議員を頼まれて悩んでいる方の参考になればと思います。

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