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ムカデが車内に侵入時の駆除する方法は?バルサンを使用しない理由についても

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タクシーに乗務していると、夏場は特に車内に虫が侵入することがよくあります。

昨今は車中泊やキャンプブームも相まって、そのような経験をされた方も多いのではないでしょうか?

乗務中に何やら首筋に違和感を感じて、白手袋をした手で軽く掴むと、5cmくらいのムカデがいて、助手席の足下に投げ捨てたらどこかへ隠れて行方不明に…。

隙間だらけの車内で簡単に見つかるわけもなく困り果てましたが、ある仕掛けをしておくと、4日後に駆除することができました。

そこで今回は、車の中にムカデが侵入したときの駆除する方法について、経験談を交えて紹介します。

※グロテスクなムカデの写真やイラストは掲載しておりません。

この記事を読んでわかること

車内にムカデが侵入したときの駆除する方法と、「バルサン」を使用してはいけない理由について、解説しています。




ムカデが車内に侵入時の駆除する方法は?

ムカデがどこから侵入したにせよ、発見した以上駆除しないことには、気持ち悪いですし危険です。人間が噛まれることもありますし、何より運転中の場合は事故を誘発しかねません。

ネット上を検索すると、国内外で運転中にムカデが車内にいることに気付き、事故を招いたケースもあります。

では、経験談から駆除した方法、ムカデの習性、おすすめの殺虫剤と毒餌まで紹介します。

 

管理人の経験談

管理人は、乗務中のとある昼下がり、お客さんを目的地に送り届けて降車されたのを確認した直後、停車中に左後ろの首筋から登られて、手袋をしている手で掴んで投げ捨てたのですが、そのときは何かの虫だと思ったのがムカデでビックリしたのを覚えています。

あとから考えれば、停車中であったため窓を開けて投げ捨てれば済むことだったのですが、幸い停車中であったことと、素手で掴んでいないこともあって、パニックにならず事故を招くことにはならずに済みましたが、運転中であった場合、パニックを起こして一瞬でも気を取られてよそ見したりすると、危険な状況に陥る可能性も十分考えられます。

実際にネットを検索すると、車内にムカデがいることを運転中に気付いて、事故に発展したケースも見受けられ、冷静な対処が必要です。

 

ムカデの生態と害

車内に侵入したムカデの駆除方法を紹介する前に、その生態と害について簡単に解説します。

 

ムカデの生態

ムカデは目が退化していてよく見えておらず、頭部の2本の触覚に頼る捕食性の虫で攻撃性が強く、小さな昆虫やクモ・ミミズ等を食べ、死んでいる虫には反応しません。前の方の足で獲物を巻き込み捕まえて、毒アゴで噛み殺します。

夜行性で暖かいところを好み、18度を超えると活発に動きます。

 

ムカデの害

人間が咬まれると、激しい痛みを伴い赤くなって腫れてきます。痛みは激しくとも、重篤となることはほとんどありません。

ムカデの毒は神経毒で、咬まれた場合は流水の下でできるだけ毒を絞り出し、軟膏を塗るなどの処置をして、痛みや腫れが治まらないときは病院で適切な処置を受けましょう。

 

車内をくまなく探し殺虫剤で仕留める。

まずは手に殺虫剤を持ち、車内を徹底的に調べることから始めますが、クルマにもよるとはいえ、車内は隙間だらけでなかなか見つけることができないのが現実です。

 

おすすめの殺虫剤

車内で使う殺虫剤は、「冷凍殺虫剤」凍らせる殺虫剤の一択になります。

2000年代前半からいくつかのメーカーから販売されている-85度くらいの冷気を一気に噴射して、凍らせて虫の動きを止めて殺虫するスプレー噴射の「冷凍殺虫剤」です。

対象となる害虫は、ムカデ・ゲジゲジ・ヤスデ・ダンゴムシ・ワラジムシ・ケムシ・クロアリ・シロアリ・カメムシ・クモで、有効成分は「HFO-1234ze、DME(冷却成分)」のみ、前者は環境負荷が低く、燃焼性や毒性が低い噴射剤の一種であり、後者は液化ガスの一種。

一般的な従来からある殺虫剤と異なり、油分などの溶剤を使用していないので、ベタつきや臭いもなく、乾けば跡が残りにくく拭き取れば取れますし、車内で使用するにはうってつけです。

管理人は、アース製薬株式会社の「凍らすジェット冷凍殺虫」を購入しましたが、フマキラー製でも構いません。

逆に、一般的な殺虫剤は使用しないようにしましょう。

溶剤は油分でベタつきが出て拭き取りも大変で、臭いもシートや内装素材に付くと程度にもよりますが、取れないかもしれませんし、カーエアコンのフィルターに臭いが残ると、交換しなければならなくなるかもしれません。

 

毒餌を車内に複数仕掛ける。

一度車内に侵入されると捕殺するのは難しいので、ムカデ用の毒餌を車内に複数仕掛けて、食いつくのを待つのがやはり現実的です。

一晩では難しいかもしれませんが、ムカデが好む匂いなども考慮して開発製作されているでしょうから、時間が経てば罠に掛かります。

実際に管理人は、毒餌を仕掛けて4日後にムカデが死んでいるのを、そのすぐそばで発見しました。

 

おすすめの毒餌

管理人が購入してムカデを駆除したのは、アース製薬の「ムカデコロリ」で、設置型で8個入り700円程度、ホームセンターやドラッグストア、ディスカウントストア等で購入できて、狭い車内なら1つ購入して8個置いておけば充分です。

サイズはおよそ縦3.5cm×横5cm×高さ1cmで、半練りのエサが中に入っていて、液状になるので水平に設置する旨の注意書きがありました。

真夏に4日間タクシー車内に設置しておきましたが、特に液状化することもなく、多少溶けているようにはみえますが、ほぼエサの形状に変化はありませんでした。

ここわた
ここわた

アースのムカデコロリは、2パックで売られていることもあり、単体で2つ購入するより少し割安になります。

他にも、同社の「虫コロリアース」、バルサン株式会社の「ムカデこないもん」が8個入りと16個入りがあり、金鳥の「ムカデハンター」が2個入り(やや大きいサイズ)になります。

どのメーカーでも価格は同じくらいですし、成分にも差はあまりないと思われますから、お好みで選択されればよいでしょう。

8個入りの毒餌でも大型のムカデも出入りできる大きさですし、車内に潜り込んだムカデはどこにいるかわからないので、個人的には2個入りの商品よりも、8個入りを購入して均一にできるだけ置いて罠にかかりやすい状況にした方が、早く駆除できると思います。

ハイエースやアルファードなど箱型の大型車種では、2つ購入して16個設置するのもいいですし、軽自動車なら8個で充分でしょう。

 

置き場所

一例として管理人が設置したタクシー車内の置き場所を紹介します。

  • ダッシュボードの上、左右2箇所。

理由は、Aピラーをつたって天井に潜り込んだ場合、降りてきたときに通り道になるからです。

実際はどこか隙間があれば、それ以外のB/Cピラーやシートベルト取り付け部の隙間から、出てくるかもしれませんが、ムカデが乗降しやすいと思われるAピラー上に置くのは、有効ではないでしょうか。

残り6個は、

  • 運転席・助手席・後席シート下

※後席シートの下、ジャパンタクシーの後席シートを跳ね上げて撮影しています。

  • 前席・後席フロア

※助手席の足元で、フロアマットを外して撮影しています。

  • 荷室

車種にも寄るので一概には言えませんが、要は均一に置いておくだけで、何も難しく考えることはありません。ただ、一日で罠にかかるとは限らないので、数日様子をみてみましょう。

 

ムカデ退治後はジッパーロックで保管

ムカデの退治後は、キッチン用のジッパーロックに入れて保管しておきましょう。

ずっと車内に置いておいても邪魔ですし、捨ててしまっても構いませんが、次にこういうことが起きても、新たに購入しなくて済みます。

世間は車中泊やキャンプがブームで、それをされる方はクルマのドアを長時間開けっ放しにしたりすることも多く、害虫が車内に侵入することもあるかもしれませんので、保管しておいても損はありません。




車内でムカデにバルサンの使用はダメな理由

バルサンというと、管理人が子供の頃からCMで「隅々まで効く♪ゴキブリにバルッサン♪」というキャッチコピーが有名ですが、一般的に認知されている『バルサン』とは、家庭用で煙や霧が出て、殺虫成分が部屋中に行き渡り、害虫を駆除する商品です。

家庭用で使われる部屋を想定して開発されており、クルマ用のバルサンは販売されておらず、このような商品をもし車内で使えば、電気系統が故障する恐れや樹脂部品の変色など、とんでもないことになるのは容易に想像がつきます。

また、内張りに潜り込んでしまえば煙や霧が車内に充満しても、そこまで到達しないと個人的には推察します。

車内で使う似たような商品はありますが、それは除菌・消臭を目的としたもので、害虫を駆除するためではありません。

よって、家庭用のバルサンを車内で炊くのは、全くもっておすすめしません。

ムカデ用の毒餌を置き、罠にかかるのをしばらく待ち駆除するのが賢明です。

 

まとめ:毒餌を置く・冷凍殺虫剤を使用・バルサンはダメ!

最後にまとめると、

  • 車内にムカデが侵入したときの駆除方法は、ムカデ用の毒餌を置き、罠にかかるのを数日待つ。
  • 車内で殺虫剤を使用する場合は、「冷凍殺虫剤」にする。
  • 家庭用のバルサンは、車内で絶対に使用しない。

ムカデは見た目も気持ち悪いですし毒を持っているため、咬まれると怪我をすることになる厄介な虫で、クルマの中に侵入されて発見すると、運転中の場合パニックを起こして事故に繋がりかねない状況にもなりかねません。

できるだけ早く駆除したいのはやまやまですが、毒餌を仕掛けている最中でも、運転中にムカデを発見してもパニックにならずに、冷静に対処していただければと思います。

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