タクシー稼業をしていると様々なお客様を乗せますが、特に世の中色々な人がいるものだと思わせられるのが、ラブホテルを利用される男女の情事にまつわることです。
「ラブホテルからタクシーを呼んで帰宅するとき、どこで待つべきか?」と考えたこともある方もみえるのではないでしょうか?
そこで今回は、「ラブホからタクシーを呼ぶときどこで待つのがいいのか?」パートナー同伴はもちろん、男女別々にホテルを出るときや、タクシーの呼び方や待ち方についても、現役ドライバーが経験をもとに紹介します。
この記事を読んでわかること
- ラブホテルからタクシーを呼ぶときは、基本的に客室で待つ方が多く、女性客(デリヘル嬢)は、ホテルを出てコンビニ等から呼ばれることも多い。
- 管理人が乗せた、「タクシーでラブホ間の送迎をした訳あり客6選!」
について、詳しく紹介しています。
ラブホテルからタクシー呼ぶときどこで待つ?
「ラブホテル・ファッションホテルからタクシーを呼ぶとき、どこで待つのが一番いいのか?」を経験をもとに順に解説していきます。
ラブホからタクシーに乗車する3つのパターン
まずは、ラブホからタクシーを呼ぶ場合、必ずしもパートナー同伴の2人で乗車されるとは限りません。
パターンとしては3つあるので、簡単に紹介していきます。
パートナー同伴
最も一般的にラブホテルを利用されるケースでは、パートナー同伴で呼ばれるケースも多いです。
20~30代の恋人同士のカップルもいれば、40~50代で不倫をしていると思われるケース、中には60~70代で不倫?をしているような方や、デリヘル嬢と男性客が同じ方角で帰宅するケースなどもあります。
女性一人(デリヘル嬢)
女性一人でラブホからタクシーを呼ぶ場合、ほとんどがデリヘル嬢と思われる方が多いです。
男性側はホテルに泊まり、女性は帰宅するか次の仕事が入るまでどこかで待機するかですが、日本人はもちろん、アジア系の女性も多いです。
男性一人(デリヘル客)
男性一人でラブホからタクシーを呼ぶ場合、ほとんどがデリヘル嬢を呼んだあと、女性は別のタクシーかスタッフの送迎車で帰り、男性もそのラブホには泊まらずに帰宅するケースです。
このケースでは、遠方から出張仕事でビジネスホテルに宿泊していて、ラブホに泊まるわけにもいかず、夜中にタクシーを呼んでビジネスホテルまで送迎することもよくあります。
タクシーの呼び方
ホテルからタクシーを呼ぶとき、2つのパターンがあります。
フロントに電話して頼む
最もポピュラーな呼び方は、フロントからタクシー会社に連絡してもらい、タクシーが現地に到着すると運転手はフロントに声掛けして、お客様が出てきて乗車していただく方法です。
自分で呼ぶ
個人依頼としてホテルを通さずに、ご自身でタクシー会社に電話をする、または、スマホのタクシー配車アプリを利用して呼びます。
タクシーが現地に到着すると、お客様の携帯電話にタクシー会社から連絡が入ります。
配車アプリで呼ばれた場合も同様に、電話連絡か通知メッセージがドライバーから入ります。
配車アプリでは、ドライバーからお客様に電話をさせていただく場合、車両のモニター画面を操作して、それに搭載されているマイクとスピーカーにより電話が可能で、お客様の電話番号はドライバーにはわからないようになっています。
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東京都内のタクシー3台に1台が対応しており呼びやすく、他にも、神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・宮城県・愛知県・大阪府・宮崎県の各府県一部のエリアでも、タクシー会社と提携しています。
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どちらの方法で呼ばれても問題ありませんので、お好きな方で呼ばれればいいと思います。
どこで待つのがいいのか?
本題の「どこで待つのがいいのか?」ですが、タクシーが到着するまで客室で待たれている方が多いです。
ラブホなので時間的な制約もありますが、フロントや出入口付近、駐車場や周辺などで待つのも、やらしくあまり他人には見られたくないですし、シティホテル・ビジネスホテルのように、フロント前にロビーやソファーがあることも少なかったりするので、客室でタクシーが来るのを待つのが、ベストではないでしょうか。
ただ、そのラブホからコンビニが徒歩ですぐのところにあったりすると、そのコンビニからタクシーを呼ばれることもよくあります。
特に、デリヘル嬢はこのパターンが多いですし、男性も恥ずかしいと思われる方は、少し離れたコンビニやファミレスなどもいいのではないでしょうか。
タクシーでラブホまでの訳あり送迎客・6選紹介!
タクシーでラブホテル間の送迎をさせていただくお客様には、様々な方がみえます。
無論会話の内容は紹介できませんし、ほとんど覚えてもいませんが、ラブホテル絡みの訳あり客は特に印象に残って覚えているものです。
ここでは、管理人が送迎したお客様の一例を紹介します。
職場の同僚同士で不倫?
とあるラブホテルに深夜お迎えに行くと、当時40代くらいの男女が乗車し、まず女性が住む高級住宅団地に行ったのですが、その団地に入ると、慣れた言葉使いで男性がその女性の家までの経路を案内し、女性は降車されていきました。
比較的新しい団地で二世帯で住んでいるところではなく、小さな子供用の自転車が置いてあったのを記憶していますが、その後その男性の自宅へ行きましたが、別の高級住宅団地の一角で家族をお持ちの方のようでした。
二人の会話から職場の同僚同士で、不倫関係にあったように見受けられ、ドラマで観る作りごとではなく、時折芸能人がスクープされるようなことが、実際に一般人でもあるものなんだと思い知りました…。
赤ちゃんを連れたシングルマザー
深夜とあるラブホテルにタクシー2台でお迎えに行くと、ベビーカーに乗せた赤ちゃん連れの若い女性と、同世代の男性が待っていました。
管理人は、女性を乗せて自宅まで送迎し会話も特になかったのですが、男性を乗せたドライバーに後から聞くと、夫婦ではなくシングルマザーの女性と交際中であったとのことでした。
赤ちゃんを連れた男女は、そのドライバーが行きにラブホテルへ送迎したそうで、帰りは方向が違うので2台タクシーを呼んできたのです。
ベビーカーに赤ちゃんを乗せて、ラブホテルへ行く男女もみえます…。
70代で不倫関係?
深夜とあるラブホテルに迎えに行くと、60代後半から70代くらいのおじいさんとおばあさんが乗車されました。
どうも会話の内容から不倫関係にあるらしく、おばあさんは「うちの主人はどーのこーの」と言って旦那さんは御存命のようで、女性はターミナル駅で降車され、男性は一軒家の自宅で降車されました。
昔からの知り合いなのか関係性はわかりませんが、お盛んなお年寄りもみえます。
クラブorスナックママの枕営業&不倫
夕方とあるラブホテルに迎えに行くと、40代くらいの男女が待っていて乗車されると、女性は派手系な方でクラブorスナックのママのようで、常連のお客さんと枕営業でラブホへ来て、タクシーを呼ばれて管理人がお迎えに配車されました。
男女とも既婚者で、女性の方はお店を任されて枕営業も兼ねて不倫をしているようで、男性が先に自宅付近で降車し、女性は市外の歓楽街の駐車場まで送迎しました。
ドラマや映画のつくりごとではなく、実際にこのようなケースもあることを実感したお客さんでした。
50代の既婚者同士が昼下がりにラブホへ
昼下がり、タクシー乗り場が目の前にあるターミナル駅のベンチで、50代くらいの男女が待ち合わせて、乗り込みでラブホまで行ったこともありました。
女性は遠方の市外から来られたようで、その男性とも不倫関係にあるようでした…。
管理人の住む地方はクルマ社会なので、一般的なカップルは自家用車で行く方がほとんどですから、タクシーを利用されてラブホへ行くor迎えに行くケースでは、デリヘル客以外は訳あり客が多いのが経験上多い印象です…。
マッチングアプリでその日に会って意気投合
最近では、GOアプリでショッピングモールへ配車依頼されてお迎えに行くと、マッチングアプリで出会った20代後半くらいのカップルが、その日に意気投合しラブホテルへ送迎したこともありました。
ラブホテルへ着くと、男性が「空き部屋があるか確認してくるから少し待ってほしい」と言ってホテルへ入って行き、女性は車内に残って1~2分程度待っているときに、そう話されていました。
空き部屋はあったので、そのまま降車されていきましたが、そのような強者もいらっしゃいます(^^;)
まとめ
最後にまとめると、
- ラブホテルからタクシーを呼ぶときは、ラブホの時間的な制約もあるので一概には言えないが、カップルやデリヘル客の男性は基本的には客室で待たれて、到着後に連絡を受けて乗車されることが多い。
- 女性客一人の場合はデリヘル嬢がほとんどで、ラブホの近くのコンビニ等で待たれる方も多い。
といったところでしょうか。
コロナ禍により、ラブホテル絡みの仕事はめっきり少なくなりましたが、そのような仕事があると、世の中色々な人がいるものだと改めて思います。