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タクシーの年末年始・正月は休みになる?予約や料金など車両の少ないこともある裏事情

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タクシー利用者

今年も年の瀬に入り、残すところ1カ月足らずとなりました。

一般的に年末年始は、1週間ほど休みがありますが、タクシー業界の年末年始の営業はどうなっているのでしょうか?

予約をする際に、台数が少なくて確保しにくいなど様々な事情が、地方・都市部に限らず生じてくる「年末年始や正月のタクシー事情」について、まとめてみます。

この記事に書いてあること

年末年始・正月においてタクシーは休みになるのか?

予約や料金など、台数の確保も難しくなる年末年始のタクシー業界の裏事情

について現役ドライバーが解説しています。




年末年始・正月はタクシーは営業しているのか?

基本的にタクシーは年中無休で営業しています。(個人タクシーや一部の小規模のタクシー会社を除く)

タクシー業界も年末年始は、個人的に長期休暇を取られる方も多く、台数が確保しにくい状況になります。

 

そもそも年末年始は仕事が少ない

特に地方では、自家用車の移動が当たり前ですので、土日祝日・大型連休に入ると仕事量は極度に少なくなります。

よって、年末年始やお盆休み・5月の大型連休は世間が休みですので、会社や病院なども休みになり稼働率は落ち込みます。

毎年クリスマスまでがピークで、それを過ぎると忘年会の需要も少なくなります。

お客様と年末に話をすると、「タクシーは年末年始は忙しいでしょう」と言われる方が多いのですが、全く逆で相当暇になります。(都市部や観光地を除く)

 

乗務員も休みを取る方が多い

仕事量も減りますし、所帯持ちの方は特に何かと忙しい時期ですし、年末年始くらいは家族サービスをしたりすることも必要ですから、普段はあまり休まない方でも、数日休暇を取られる方もみえます。

よって、乗務員の確保が難しくなってきます。

私が所属する会社では、年末年始の休暇をとる場合は、12月25日までに申請をしなければならないルールになっています。それ以降の申請は受け付けてくれません。

なぜなら、出勤状況に応じて台数の確保ができるかを配車センターで把握しておかないと、お客様からの事前予約が取れないからです。

出勤者が少なく車両台数が確保できていないのに、過剰な予約を取ることができないからです。

 

年末年始のタクシーの予約の取り方について

上述したように、乗務員の出勤者(車両台数)の確保を考慮するために、事前予約は通常より必然的に少なくなります。

よって、年末年始にどうしてもタクシーを事前に予約したい方、例えば数日間家族旅行に行くのに、自家用車は家に置いていくので、駅や空港に行くまでの足を確保したいときなど、わかっている場合は早めに予約されることをおすすめします。

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年末年始のタクシー料金は割高になるのか?

年末年始だからといって、「年末・正月料金」と称して割高になることはありません。いつもと同じ料金です。

タクシー料金は国土交通省が管轄しているため、地域やタクシー会社により勝手に値上げすることなどできません。

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タクシーの大晦日の営業は?

大晦日に関しては、タクシー会社にもよりますが大手の会社などは営業していることが多いです。

なぜなら、地域や電鉄会社にもよりますが、電車がオールナイトで走っており、初詣・カウントダウンイベント・飲食店・パチンコ屋など、この日だけは年に1回特別な日で、タクシーも夜通し営業しているところも多いです。

都市部・地方に限らず、特に観光地や初詣客が見込まれるところなどは、稼ぎどきになります。

 

タクシー乗務員は独身者も多く出勤者も一定数いる

タクシー乗務員はいろいろなことがあって流れてきた方が多い業界ですので、独身者も他の業界と比較して多いです。

独身寮なども充実しているタクシー会社も多く、「どこへ行っても混雑するし、家に居るくらいなら仕事をするか」と考える乗務員も一定数存在します。

よって、独身者や新人乗務員は通常通り出勤し、周囲の所帯持ち者が休む人が多い分「ここが稼ぎ時」と考える方もいます。

実際に出ている台数がどこの会社でも少ないので、初詣や観光目的で需要がある地域では、ある程度稼げる傾向にはなります。

また年末年始は、休暇を取るドライバーもいるため、タクシー会社としても出勤を促す目的で、数日間「奨励金」を出すところもあります。

 

GOタクシーで年末年始を乗り切る!

都市部・地方に限らず、年末年始に出先でタクシーが捕まらないといったことも、よくあると思います。

  • 手を挙げても「乗車中or予約」表示で、停まってくれない。
  • そもそもタクシーがいない。
  • 駅などのタクシー乗り場に、タクシー待ちの人が大勢並んでいる。

など、普段タクシーに乗らないときはそれが居ようが居まいが何とも思わなくても、いざ乗りたいときに限って捕まらないということも、年末年始には増えてくるかもしれません。

今は、タクシーの配車アプリがいくつかあり、スマホでタクシーがいる位置を見て、近くで空車走行中の車両を簡単に呼ぶことができるようになりました。

国内1,000万ダウンロードを達成した全国規模のタクシーアプリ「GO」は、都市部はもちろん、地方にも提携するタクシー会社を拡大中で、目安の到着時間も表示されて、一部のエリア限定ですが車種も指定可能です。

【国内1,000万ダウンロード達成した、タクシー配車アプリ「GO」】


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東京近郊の方は、こちらのタクシーアプリ「S.RIDE」もおすすめで、ソニーグループがAIとIT技術を活用して開発したタクシー配車アプリです。

東京都内のタクシー3台に1台が対応しており呼びやすく、他にも、神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・宮城県・愛知県・大阪府・宮崎県の各府県一部のエリアでも、タクシー会社と提携しています。


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まとめ:通常通りの営業・台数が少ない・予約が取りにくい・大晦日はオールナイト

最後にまとめると、「年末年始」に関して、

  • 通常通り営業している。
  • 乗務員が長期休暇を取る人も多く、出ている台数が少ないことも。
  • 事前予約も取りにくいので、早めの予約がおすすめ。
  • 大晦日はオールナイトで営業しているところも多いが、台数は決して多くはない。
  • 所帯持ちもいるが、比較的独身者や新人乗務員が出ている傾向が多い。

といったところでしょうか。

ご承知の通り全国的に年末は、せかせかと独特の雰囲気があります。

乗務員の立場から言うと、ある程度の稼ぎは出ますが、はめを外した酔っ払いも多く、面倒くさいと思うこともしばしばあります。

ですが、救急で大きな病院へ行きたいが救急車を呼ぶ程でもないときや、救急車で運ばれたあとに大したことがなくて帰宅するのに足が無く、タクシーを呼ばなければ帰れないときなど、特に救急のときにタクシーは重宝されるのも事実です。

開放的な気分になるのはわかりますが、はめを外し過ぎないようにしていただきたいものです。


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