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トイストーリー4の結末が納得いかないし最悪?酷評や賛否両論の意見についても

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アニメ

トイストーリー4は、シリーズ中、今までと一線を画した結末を迎えることになり、結果として主人公ウッディは昔から長年苦楽を共にした仲間と決別して、美人の女性と行動を共にするという、「仲間・友情よりも女を選んだ」ことになり、意外性のあるエンディングになりました。

このことから、作品の是非を問う声、賛否両論ある作品となったのは、映画をご覧になった方はご承知の通りかと思います。

人気シリーズ4作目のディズニーアニメの結末としては、予想外に終わったのではないでしょうか?

そこで今回は、トイストーリー4のエンディングについて、管理人独自の解釈で考察します。



トイストーリー4の結末が納得いかない!ネットの声

ラストシーンでウッディは、長年過ごしてきた仲間たちと決別し、昔の仲間でリーダー格の女と共に行動することを決断しました。

表面上は、仲間・友情より女を取ったことで、子供向けのディズニーアニメとしては、「???」がつくのも仕方がありません。

ですが、そうしたことで製作者側の意図として、いい意味での視聴者に対する裏切りや、メッセージ性が強く印象付けられた作品になったとも、読み取れます。

 

結末に酷評の意見

結末に酷評の意見も散見されますので、SNSの意見を転載させていただきます。

結末ではなく、シリーズを通して違う視点の意見もあります。

 

賛否両論の声

賛否両論ある意見も転載させていただきます。

また、賛同されている方は、その結末に涙されている方もみえるようです。

やはり、感じ方・感受性は人それぞれで、自分が思っていることが全ての人に当てはまるとは限らないことを、ツイッターの短い文面ではありますが、再認識させられます。

その作品について意見を求めることなど、親しい人でも観ていなかったらできませんし、様々な捉え方があることを実感します。

ちなみに、アニメーターさんのツイートを見つけましたが、同じ職業の方が観ると視点が一般の方と異なるのがわかり、面白いなーと思いました。

 

納得できない?結末までの伏線シーン3選

ウッディはボーと行動を共にする決断をする以前に、ストーリー上そこへ行きつく伏線になるシーンが、随所に盛り込まれていました。

それを振り返ってみます。

 

ギャビーがハーモニーに捨てられたシーン

長年売れ残ってアンティークショップにいた、どう見ても古い型の人形ギャビーは、店主の孫娘ハーモニーに拾ってもらうことがいつしか夢になり、ウッディからボイスボックスを移植してもらったあと、自信に充ち溢れて、ハーモニーの前で自ら拾ってもらうように彼女に仕掛けました。

ウッディ:「棚に飾られているだけで、待ってるだけでは何も変わらないだろ」

引用元:トイストーリー4

ところが、「いらない!」と無造作に放り投げられてしまい、ギャビーの夢は無残にも砕け散り、酷く落ち込んでしまった。

見かねたウッディは、「棚に飾られているだけで、待ってるだけでは何も変わらないだろ」と、ボニーに拾ってもらうことを提案し、アンティークショップを共に脱出することを決意します。

 

ウッディ&ボーがアンティークショップでフォーキーを助けるシーン

ボー  :棚に飾られてずっと待ってるだけの人生が嫌になって、出てったの。

ウッディ:すごいよ君は。1人になっても立派にやってる。

ボー  :あなたにだってできるわ。迷子のおもちゃになっても大丈夫。

ウッディ:子供部屋に戻るつもりはないのかい?

ボー  :ない。今ちょうど移動遊園地が来てる。町を出るチャンスよ。

ボー  :そうよ。子供部屋を出て、広い世界を見たくない?

ウッディ:子供抜きで?無理だよ。俺は古いタイプのおもちゃだからな。

ボー  :試してみたら?

引用元:トイストーリー4

 

内なる声を聞け

夜中にキャンピングカーで走行中、ボニーを見守るウッディとバズの会話シーン。

ウッディ:これは俺の役目だ。俺の内なる声が諦めちゃダメだと言っている。

バズ  :それ誰なんだ?その内なる声は?

ウッディ:俺だ。俺の心の声。自分の一部が教えてくれるんだ。自分の本心を。

バズ  :興味深い。君の内なる声は助言をくれるのか?

引用元:トイストーリー4

移動遊園地で、ウッディが仲間たちではなくボーを選んだシーン。

バズ  :ボニーは大丈夫だ。内なる声を聞け。

ウッディ:………。

引用元:トイストーリー4

これらのシーンでは、

  • 待ってるだけでは何も変わらない。
  • 自分で何か動くことで未来が切り拓ける。
  • 自分の意思で勇気を持って動くこと。
  • 内なる声を聞け⇒自分の気持ちに素直になれ。

ウッディが、ボーとバズとの会話で話したことが、自身を突き動かすきっかけになったと、考えられます。




トイストーリー4結末が納得いかない理由を考察

トイストーリー4の結末が納得いかない!との声も散見される理由を、管理人が勝手に考察してみます。

 

ウッディが仲間よりもボーを取った理由を考察

ウッディが仲間よりもボーを取った理由は、概ね以下の3つではないでしょうか。

  • 持ち主にこだわらない生き方や、子供部屋にいたら絶対に見ることができない広い世界をボーから聞いて、自分もそんな生き方をしてみたいと思った。

 

  • ボニーから遊んでもらえなくなったことや、当面フォーキーを可愛がるであろうと思われること、そのフォーキーがゴミに戻ろうとしなくなったこと、バズや他の仲間がボニーを見守ってくれること等の理由から、踏ん切りがついた。

 

  • ボーのことが好きだった。

このあたりが理由として考えられます。

引用元:トイストーリー4

『内なる声を聞き』、自分の正直な気持ちを優先し、ボーと一緒にいることを選択したことにより、主人公としてはハッピーエンドでした。

ですが、今までのように長年苦楽をともにした仲間と、今後も一緒に居ることを選択しなかったことで、何か裏切られたバッドエンドのようにも思います。

これはディズニーアニメであるが故、友情よりも女に走ることが許されるのか?ヒット作でシリーズ4作目、今までのように最後は仲間で結束する結末を予想していたのに、裏切られた気分になり、後味の悪さを感じてしまうところでもあります。

ウッディとボーが相思相愛であることは、伏線が冒頭からラストシーン直前まで随所に描かれており、結末はある程度予想ができる仕上がりは、さすがだと思います。

 

ラストの結末は最悪なのか?

主人公ウッディは、長年の仲間よりも以前の仲間とはいえ、女のもとに走ったと受取られることになり、ネット上では酷評されたり、それでも面白かったとする意見など、賛否両論あります。

ただ、ウッディは悪い方向へそそのかされたのではなく、仲間と共に子供部屋に戻る生き方よりも、外へ出て広い世界を見てみたい願望が強くなって、ボーと行動することを決意したと考えられます。

 

ウッディはボーのことが好きだったこともあるにせよ、そのあたりの意識付けが、やや弱かったため、表面上の展開として、「仲間を裏切り、女を取った」と感じるところではないかと思います。

基本的に子供向けということもあり、劇中の時間が短く、2時間にも満たないので、その意識付けがもう少し描かれていたら、印象は変わっていたかもしれません。

敢えて、仲間との友情に固執して描くのではく、

  • 人は自由に生きることができる。
  • 好きな異性と共に生きることは素晴らしいこと。

と、ラストメッセージとして伝えたかったのかもしれません。

 

まとめ:トイストーリー4は賛否両論!学ぶべきことも多い作品

ラストシーンは賛否両論あり意外性のある結末ではあるが、受け取り方は鑑賞者次第。

といったところでしょうか。

引用元:トイストーリー4

個人的に観終わった率直な感想は、

「ん!?こっちへ持っていくの?これじゃ納得しない人もいるんじゃない?でもそこに至るまでの伏線は十分描かれてたし、予想はしてたけど、まぁこれはこれでいいか…」

と思いました。

基本子供向けなので、わかりやすい内容でありつつ、奥が深い仕上がりになっていたのが、印象的でした。

大人も子供も楽しめて、おすすめです。

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