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タクシーを車種指定して予約する方法は?料金やアプリについても解説!

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タクシー利用者

最近のタクシーは、以前主流であったセダンだけでなく、スライドドア車両のタクシーを街中で見かけることも多くなってきました。

タクシー専用車でシェアNo.1のトヨタジャパンタクシー(JPN TAXI)、日産NV200タクシーや、ガソリン車のトヨタシエンタ・アイシスなど、スライドドア車両が増えてきました。

管理人は現在、常時トヨタJPN TAXIで乗務していますが、お客様からは、後席は広く乗降しやすいと評判は上々です。

では、このスライドドアタイプのタクシー車両を指定して呼ぶことはできるのでしょうか?

また、逆に従来通りのセダンを指定することは?

そこで今回は、タクシー車種の指定の可否や、それに伴う料金等について解説します。



タクシーを車種指定して予約する方法

主にタクシーの配車は、

  • タクシー会社に電話して呼ぶ
  • スマホで「配車アプリ」を利用して呼ぶ

の2択になりますが、まず電話で呼ぶときについて解説していきます。

 

タクシー車種指定は電話予約で可能

タクシー会社に電話して呼ぶ際に、車種を指定したい場合は、オペレータにその旨を伝えましょう。

タクシー会社によっては、できないこともあり断られることもあります。

従来からあるセダン車両の他に、近年ではスライドドアを有する車両も増えてきました。

タクシー会社によっては、車種を指定したときにかかる料金および迎車料金が追加で要ることもあります。(詳細は後述)

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タクシーの車種名称は?

タクシーの車種は、以前はタクシーと言えばセダン(ヒンジドア車両)が主流でしたが、近年は乗降しやすいミニバン系(スライドドア車両)も増えてきました。

代表的な車種名を紹介すると…、

 

セダン系

トヨタ・クラウンコンフォート

ここわた
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数年前に生産中止になりましたが、今でも現役で走行している車両も多く、「コンフォート」が廉価版で、「スーパーデラックス・スーパーサルーン」が上級仕様車になります。

日産・セドリックセダン

ここわた
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こちらも数年前に生産中止になっています。

クラウンと比べるとエンジン音もやや大きく、車内も若干狭いです。

トランクの開口部高さがやや高いため、大きいスーツケースや重い荷物をトランクに載せる場合、ひと苦労します。

トヨタ・プリウス

ここわた
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タクシー用として開発されていないので後席は狭く、走行距離がかさむタクシー車両において、丈夫かといえば微妙です。

管理人が所属するタクシー会社でも、1台導入していましたが、既に廃車になりました。

他にも、ステーションワゴンの「トヨタプリウスα」や「カローラフィールダー」など、採用されているタクシー会社もあります。

 

ミニバン(スライドドア車両)系

トヨタ・JPN TAXI

ここわた
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地方でも、見かけることが多くなりました。

日産・NV200タクシー

ここわた
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トヨタJPN TAXIが発売されてから、売れ行きが伸び悩み生産中止に。

後継にセレナやノートのタクシー仕様車を用意しているが、JPN TAXIに押されています。

トヨタ・シエンタ

ここわた
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JPN TAXIは結構なお値段なので、安価なシエンタを導入されているタクシー会社も多いようです。

他にも、例えばトヨタの「ノア&ヴォクシー系やアイシス、ポルテ」などもタクシー車両として採用している会社もあります。

 

タクシー車種指定するメリットや状況

タクシーの車種を指定する場合、スライドドア車両とセダン車両を指定するメリット、およびお客様の状況について解説していきます。

 

トヨタJPN TAXI

ここでは、スライドドア車両の中で一般的なタクシー専用車「トヨタJPN TAXI」の特徴や、指定するメリットについて記します。

  • 車椅子から降りずに乗車可能。
  • 後席が広い。
  • 開口部が広く、乗降しやすい。
  • 手すりや後席の温度管理、シートヒーター、読書灯など細かな乗客への配慮あり。

 

車椅子ごと乗車したいとき

トヨタJPN TAXIは、お客様が車椅子に座っている状態で乗車が可能な車両ですから、車椅子利用者の方でタクシーを利用される場合、タクシー会社のコールセンターに電話した際、この車種を指定することも可能です。(タクシー会社により異なります)

引用元:トヨタチャンネル【JPN TAXI】車いす乗降方法

都市部の大手タクシー会社から、この車両に代替えが進んでいますが、中小規模の会社や地方においては、まだまだ台数が限られていることも少なくありません。

また運転手ならば誰でも乗務可能というわけではなく、規定の座学および車椅子の乗車方法を修得する研修(講習)を受けないと、乗務することができません。

よって、タクシー会社や呼ぶタイミングにより、それらの車両を有していても希望に沿えないこともあるかもしれません。

また、車椅子のお客様においては、セダン車両のように、車椅子を一度降りてタクシーに乗車し、それをトランクに運転手が積み込み、目的地に到着して、再度車椅子に乗る動作が省けるメリットがあります。

ここわた
ここわた

世間的には、JPN TAXIが車椅子ごと乗車可能なことは、TVCM等で宣伝をしていないこともあり、ご存知ない方が多い印象です。

 

 

足がやや不自由な方

車椅子を利用する程ではなくとも、怪我や障害で歩行の際に足を引きずっている方や、お年寄りの方、杖が必要な方、目が不自由な方などは、JPN TAXIに限らずスライドドア車両で開口部が広く乗降しやすいミニバンタイプの車両がおすすめです。

実際に、このような方はもちろん、一般の健常者の方からも評判は良いため、敢えてJPN TAXIを指定される方もみえます。

 

セダン

セダンを指定されるケースでは、接待でVIP待遇にしたいときや、外部から一見するとタクシー車両に見えないようにしたいときに、セダンタイプを指定されることが多いです。

メリットや特徴としては、

  • 昔ながらのセダンの方が、高級感がある。
  • スライドドア車両より乗り心地や静粛性が良い。
  • 黒や白塗りの単一色車両は、天板の社名表示灯(行灯)を取り外したり社名を隠すと、「ハイヤー仕様」となり、一見すると一般車両に見える。

といったことが挙げられます。

 

VIP待遇

例えば、乗車人数が1~3名程度で接待を伴うときや、1~2名で数時間かけて目的地に向かうケースなどでは、セダンの上級仕様車「クラウンスーパーデラックス or スーパーサルーン」を指定されることもあります。

スライドドアタイプと比較すると、今では走行過多車両の多くなった廉価版の「クラウンコンフォート」などを除き、セダンの上級仕様車は、黒や白の純正塗装色はメタリックが入っているため、輝いて見えて高級感があり、足回りのへたりも少なめで乗り心地も良く、箱型のミニバンタイプよりも共鳴しにくい車両構造のため、静粛性も優れています。

車両的にはJPN TAXIの方が新しくても、敢えてセダンを指定されるお客様もみえます。

 

周囲にタクシー車両として見られたくないとき

セダンは派手なカラーリングのタクシー会社を除き、黒や白の単一色では、天板の社名表示灯(行灯)を取り外し、ボディーの社名を隠すと周囲からタクシー車両に見られにくくなります。(ハイヤー仕様)

よって、なるべく外部からタクシー車両として見られたくない思惑があるときは、セダンを指定されることもあります。

法人の会社等の依頼で、想定外のことが起きて緊急性があるときなど、例えばあるメーカーの給湯器に不具合が見つかり、至急多くの家に訪問しなければならなくなったことがあり、貸切で依頼されたことがあったのですが、こういったケースでは、周囲からタクシー車両として見られたくない客先の思惑があり、「ハイヤー仕様」にすることがあります。



タクシー車種指定でアプリでも可能なケース

タクシー配車アプリで代表的な「GO」「DiDi」「S.RIDE」等がありますが、配車アプリによっては、車種が指定できるものもあります。

今のところ、「GO」「S.RIDE」は車種を指定することが可能です。

ただし、エリアによっては車種を指定できないこともありますので注意しましょう。

都市部では、「GO」「S.RIDE」アプリと提携しているタクシー会社も多くなり、車種指定や予約をしても対応できる台数が多いので可能なことが多いのですが、地方では、相対的に台数が少ないので車種指定や予約ができないことが多いです。

また、タクシー会社独自で配車アプリを開発し、その会社のみサービスを提供しているケースでは、車種を指定できることもあるかもしれません。

ここでは、「GO」「S.RIDE」2つのアプリの車種指定方法について解説します。

 

GOアプリで指定して呼ぶ方法

株式会社Mobility Technologiesが運営する、タクシー配車アプリ「GO」は、車両指定をすることができます。

エリアにより車両指定の可否は異なります。

「会社・車両を指定」という項目が表示されないエリアでは、それらを指定することはできません。

 

スライドドア車両

スライドドア車両は、ドアの開口部が広く乗降しやすいタクシーを呼ぶことができます。

トヨタJPN TAXIや日産NV200タクシーも含めて、一般市販車をタクシー車両としている場合は、スライドドアのミニバン車種、例えばトヨタシエンタ等が来ます。

 

車いす対応車両

スロープを使って車いすごと乗車可能な車両のことで、トヨタJPN TAXIや日産NV200タクシーが該当します。

トヨタJPN TAXIは全ての車両が車いすごと乗車可能ですが、日産NV200タクシーは『車イス用スライド式スロープを装備した『NV200タクシー ユニバーサルデザイン』車種と通常の『NV200タクシー』の2車種があり、後者の通常車種では車いすごと乗車することができません。

現在、トヨタJPN TAXIが圧倒的にシェアを伸ばしたことにより、エリアやタクシー会社にもよりますが、この項目を選択するとトヨタJPN TAXIが来る可能性が高くなります。

車両指定に関しての詳細は、「GO」アプリQ&A「車両指定とは」をご確認ください。

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S.RIDEで指定して呼ぶ方法

タクシー配車アプリ「S.RIDE」は、車種を指定することができ、「車種指定」の項目で

  • 指定なし
  • JPN TAXIと日産NV200タクシー

の2種類で選ぶことができます。

この「S.RIDE」は、都内タクシー事業者とソニーグループの合弁企業のため、東京都内およびその近郊が主な対応エリアとなります。

東京都内のタクシー3台に1台が対応しており呼びやすく、他にも、神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・宮城県・愛知県・大阪府・宮崎県の各府県一部のエリアでも、タクシー会社と提携しています。

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タクシー車種指定料金と迎車料金

タクシーの車種を指定する場合、および迎車料金においては各会社により料金がかかることがあります。

 

車種指定料金

  • 電話で呼ぶときは、セダンとスライドドア車両をどちらか指定したときに、別途追加料金が必要になるのか確認しておきましょう。

 

  • 「GO」「S.RIDE」アプリで呼んだときは、乗車した際に運転手に確認しましょう。

 

迎車料金

迎車料金とは、タクシーが手配した人のところへお迎えにいく際にかかる料金で、正確には「迎車回送料金」と言い、同じエリアでもタクシー会社により、金額は異なることもあります。

ではいくらかかるのか?というと、大きく分けて3種類

  • 一律同額…そのタクシー会社が担当するエリア内であれば、お迎えに行く距離に関係なく一律同額(100~400円程度)を徴収。

 

  • 迎車料金なし…迎車料金は0円。タクシー会社独自のルール等で、一律同額を適用していても、お迎え場所によっては迎車料金を徴収しないケースもある。

 

  • スリップ制迎車回送中でもお客さんが乗っている事と同じ扱いになり、初乗り運賃額を限度として迎車料金として徴収する仕組みで、利用者にとってはとてもわかりにくいシステム。

お迎えに行く距離が長いほどメーターが上がるため、初乗り1~2km運賃額を限度としているものの、利用者が乗車された時点でメーター料金がかかっているため、あまりいいイメージを持たれていないようです。

このように、電話やアプリでタクシーを呼ぶ際は、車種指定に関係なく、迎車料金(0円も含めて)がかかります。

 

GOアプリで迎車料金を調べる方法

GOアプリでは、「メニュー」→「タクシー会社」→「タクシー会社一覧」→「すべて」に入ると、GOアプリが対応している都道府県名が表示され、それをタップすると該当するタクシー会社名が表示されて、各社の迎車料金が表示されます。

例えば下の画像の愛知県では(赤線部)、「名古屋近鉄タクシー:200円」「近鉄東美タクシー:120円」「宝タクシー:0円」と、各社で異なることがわかります。

上記の「スリップ制」を採用している会社も、見ていくといくつかあります。

私見として、迎車料金を一覧で見れるようにしているのは、利用者・乗客ファーストで配車アプリを開発されているように思いますし、好感が持てます^^

まとめ:タクシーは車種指定して予約可能なこともある

最後にまとめると、

  • タクシーを配車してもらうときに、車種の指定は基本的には可能であることも多いが、タクシー会社により異なる。

 

  • 電話で呼ぶ際は、オペレータに伝えれば可能な限り要望には応えてもらえるが、状況やタイミングにより、不可能なこともある。

 

  • アプリでは、今のところ「GO」「S.RIDE」で車種の指定は可能だが、地域により異なる。

 

  • 目的や用途に応じて、スライドドア車両とセダン車両の車種を指定するのもあり。

 

  • タクシー会社によって、車種を指定したときにかかる料金、迎車料金が要ることもある。

といったところでしょうか。

お客様からは、「最近トヨタJPN TAXIが増えてきましたね」などとよく言われるのですが、セダン車両は数年前からトヨタも日産も生産販売されておらず、日産はNV200タクシーの生産を中止し、セレナやノートのタクシー仕様車があるものの、実質的にタクシー専用車としては、トヨタJPN TAXIだけと言っても過言ではありません

次世代タクシーとして、結果的にトヨタが独占販売する形になっていますが、車両価格が割高で景気も低迷していることから、管理人の住む地方では徐々に普及はしているものの、まだまだセダン車両が多いのが実状です。

JPN TAXIが高価なため、やや安価なトヨタシエンタをタクシー車両として購入・改造して使用されている会社も見受けられます。

上記でも述べましたが、JPN TAXIをはじめスライドドア車両は、乗降のしやすさはセダンと比べて格段に良いので、特に足や目の不自由な方、お年寄りにとってはこちらの車両を積極的に選んでみてはいかがでしょうか。

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