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火災保険35年解約返戻金はいくら?いつ振り込まれるなど体験談についても

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7年程前に新築一戸建てを購入し、保険は火災保険のみ一括払いで35年間の契約でしたが、隣の空き地に家が建ったことで保険を見直すことにしました。

新たに地震保険にも入ることにしたのですが、今まで入っていた火災保険に関しては、一旦解約して新たに契約を結ぶという形になり、35年分の火災保険料を一括払いしていた料金は、解約返戻金として戻ってくることになりました。

そこで今回は、火災保険35年分一括払いしていた金額と、7年程で解約したときの「解約返戻金」について、その金額やいつ振り込まれるのかなど、実際の体験談をもとに紹介します。

管理人は専門家ではないので、詳しいことはわかりませんが、同じ境遇の方に向けて、

「こんな風になりました。よければ読んでみて参考になさってください!」

という感じでお伝えしていきます。



火災保険35年(一括払い)見直しの経緯と支払いまでの流れ

新築一戸建てを購入後、引き渡しのタイミングで、ハウスメーカーの担当営業マンから保険の加入を勧められます。

その当時は、保険のことなど深く考えておらず、その営業マンに他の人はどうされているのか尋ねると、もちろん千差万別ではあるが、大きな地震が過去数十年起きたことがなく、火災保険のみでいいのでは?と提案されて、火災保険のみ35年一括払いで支払うことにしました。

あと、地盤がしっかりしていること、ハウスメーカーの謳い文句に「地震に強い」ということもあり、その決断をし早7年が経過しました。

 

隣に家が建ったことで保険の見直しを検討

2021年春に、隣の空き地が購入されて新築一戸建てができ、火災はともかく、もし大きめの地震が起きた場合にどうなるのか?

田舎の住宅団地で隣家とは近く、今までは空き地だから良かったものの、やはり地震もケアした保険に加入しておかないと、何かあってからでは取り返しがつかない事態になることも考えられ、見直しを検討することとなります。

 

ハウスメーカー直轄の保険会社に連絡し再契約

ハウスメーカー子会社の直轄で、ローンや保険全般を担当する会社に電話で事の経緯を説明し、地震保険を含めた新しいプランの見積もりおよび契約書と、現在加入している火災保険の解約手続き書類を、まとめて送付していただくことにしました。

契約書と火災保険の解約手続き書類は、その旨と解約返戻金を受け取る銀行口座を記入し、即日郵便で送付すると、1週間程で「保険証書」、その2日後に「火災保険解約証明書」と「振込用紙」が到着。

振込用紙は、郵便局とコンビニ払い専用であったため、金額が大きいのでコンビニ払いでは一般のお客さんも多く怖いので、郵便局の窓口で支払いました。

 

火災保険の解約返戻金とは?

火災保険を契約期間中に解約すると、年払いや一括払いなどで、すでに保険料を支払い済みであっても、未経過期間分の保険料が「解約返戻金」として戻ってきます。

解約返戻金の金額は、各保険会社が定める未経過料率(解約返戻率)に基づいて、「契約時の保険料×未経過料率」で計算されます。

下記で金額を公開して紹介します。




火災保険35年の解約返戻金はいくら?いつ振り込まれる?

住宅ローンの最長が35年のため、管理人は35年で住宅ローンを組み、「長期契約」の方が保険料が安くなるとハウスメーカーの担当営業マンから聞いていたので、火災保険も35年で契約していました。

2015年10月から火災保険の長期契約は最長35年から10年に短縮されており、2015年以前に家を建てた管理人は、35年契約で一括払いをしていたのです。

分割支払いより全体の金額は安くなるため、35年一括払いをしたのですが、今回、新たに地震等の災害もケアする保険に加入するため、これを一旦解約し、その返ってくるお金が「解約返戻金」となります。

上の画像を見ていただくと、2013年(平成25年)に家を建てたときに27万円程一括払いしており、ここからいくらか引かれた金額が、「解約返戻金」となります。

 

火災保険35年一括払い・約7年で途中解約の返戻金は?

  • 火災保険・35年一括払い:¥271,910
  • 約7年で途中解約した解約返戻金:¥225,690

225,690/271,910×100%=83%

保険会社や契約内容にもよりますが、上記の条件で83%が解約返戻金として戻ってきました。

引用元:損保ジャパン 火災保険・地震保険 未経過料率表 一部引用

管理人が契約している保険会社ではありませんが、損保ジャパンの未経過料率表の「35年契約」を確認すると、7~8年経過で80~84%くらいになっており、管理人の場合、上記の計算で83%と合致しています。

<解約の場合の変換保険料の計算式>

長期一括払保険料×未経過料率 = 解約返戻金

¥271,910 × 0.83 = ¥225,690

ということになります。

恐らくどこの保険会社でも、未経過料率は同じような数字ではないかと思われます。

ちなみに、現在は最長10年での契約になるため、今回新たに保険に入る際は、10年毎の更新になりました。

 

いつ振り込まれる?

解約返戻金は、「火災保険解約証明書(変更確認書)」に記入されている日付から約2週間、自宅に送付されてから約1週間程で、指定した銀行口座に振り込まれました。

ハウスメーカー直轄の保険を担当する会社に、いつ振り込まれるのか電話で訊いたところ、保険会社が間違いがないか確認するため、即日振り込まれるわけではなく、少し時間を要します。

つまり、「火災保険解約証明書」が送付されてきたからといって、すぐに振り込まれるわけではなく、そこから1週間程時間がかかります。

また、祝日を挟んでいたこと、オリンピック期間中で集配はやや遅れているのではないかと思うところは、実感としてありました。

 

解約返戻金をあてにする⇒新加入する保険の支払いが遅れる

新たに加入する地震等の災害をケアする「住宅総合保険」の加入を検討しているケースでは、支払いの際にこの「解約返戻金」を当てにする方も多いと思いますが、口座に振り込まれるまでタイムラグが生じることになります。

その間は、無保険状態になるため、新たに保険に加入するつもりで書類上は契約し、保険会社から保険証書が送付されてきていても、実際にお金を支払っていないと、万が一何かあったときに保証されないのではないか?と不安になるものです。

振込用紙にも、下の画像の様に記載されています。

「お払込み前に事故等が起きた場合には、ご入金に関する確認が必要なため、保険金のお支払いが遅れる場合がございます。お早めにお払込みくださいますようお願い申し上げます。」

この辺りは、その人の性格的なこともありますが、不安であれば貯金を下ろすなり、誰かに一時的に借りるなりして、解約返戻金が自分の口座に振り込まれる前に、早めに新たな保険の支払いを済ませておきましょう。

 

まとめ:火災保険35年一括払い解約⇒80%程度戻ってくる(約7年)

最後にまとめると、

  • 火災保険35年一括払いを7~8年程で途中解約した場合、保険会社や契約内容にもよるが、およそ80%程度戻ってくる。

 

  • 振り込まれるのは、「火災保険解約証明書(変更確認書)」が自宅へ送付されてから、約1週間後で、保険会社の確認作業があるため、即日振り込まれるわけではない。

 

  • 解約後は「無保険」状態のため、なるべく早めに新たに加入する保険料を振り込んでおいた方がよい。

といったところでしょうか。

たまたま隣の空き地に家が建ったため、保険の見直しをするきっかけができ、思い切って刷新しましたが、管理人の住む街は土砂崩れや水害の心配はないものの、今日の異常とも言える気象状況や南海トラフ地震の恐れなども踏まえて、結果として見直して再契約したのは良かったと思います。

特に「保険の見直し」など、何かと契約していてそれを変更するときなどは、多大なエネルギーが要りますし、「現状維持バイアス(現状を基準として変化を受け入れず固執する心理)」がかかって、『めんどくさいから現状のままでいいや…』となるのが人間の心理です。

何かあったときの保険は、やはり大事なことだと改めて思います。

参考になれば幸いです。


例えばですが、火災保険を探している方に向けて、SBIホールディングスが運営する【インズウェブ火災保険一括見積もりサービス】では、一度の入力で複数の保険会社から火災保険の見積もりを取ることができます。

複数の保険会社を比較することで、同じ価格で補償内容を充実させたり、 逆に不要な補償を無くして保険料を安くしたりできます。


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また、火災保険一括見積もり依頼サイトを運営されている株式会社A2Zからも、同様のサービスを展開しています。

こちらのサービスの特徴は、

  • 入力はナビゲーションに沿って、所用時間3分で完了。
  • 最大16社までの保険会社の見積もりが可能。
  • 見積もりを行う保険代理店を1社に限定しているので、無駄な営業電話もなし。

2022年10月に「火災保険料の値上げ」もあり、一括見積もりで保険料の見直しをおすすめします。


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株式会社ウェブクルーが運営する「保険スクエアbang!火災保険の無料診断サービス」は、保険、引越し、クルマ、シニア、教育など様々な分野での「比較サイト」を手掛けて、延べ2000万人以上の方が利用されている実績のあるサービスです。

保険のプロが、入力事項から補償内容を見極め提案してくれます。


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このようなサービスを利用するのも一つの手段ですね。


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