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アルマゲドンに松田聖子が出演のなぜ?セリフやどこで見れるか紹介!

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映画

1998年のアメリカ映画「アルマゲドン」には主演にブルースウィリス、監督は若くして当時メガヒットを連発していたマイケル・ベイ、日本での興行収入は100億円を超え、地上波で何度も放映されています。

このアルマゲドンに、日本のスター松田聖子がチョイ役で出演されていたことを、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、この作品になぜ松田聖子がチョイ役ながら出演されていたのか?セリフやどこで見れるのか?背景についても紹介していきます。



アルマゲドンに松田聖子が出演のなぜ?

まずは、出演シーンから確認していきましょう。

 

経緯

まずは、なぜ松田聖子さんがカメオ出演とはいえ、ハリウッドの大作映画に出演することができたのか?その経緯について順に追っていきます。

簡単に言うと…、

  1. 海外進出(’89年後半~90年後半)
  2. シングル曲のPVによるマイケル・ベイとの出会い
  3. その繋がりによるカメオ出演

このような経緯になり、順に掘り下げていきます。

 

海外進出

結婚した頃から簡単に経歴をまとめると、

’85年に結婚、’86年に娘を出産、’87年に復帰、’89年に海外進出(アメリカ行き)を見据えて独立し、国内外でシングル2枚・アルバム1枚を発売。

わずか1年程で日本に拠点を戻し、作詞・作曲も手掛けシンガーソングライターとしてセルフプロデュースをしていく過程で、MVをアメリカの「プロパガンダ・フィルムズ」に依頼し、′94年発売のシングル「素敵にOnce Again」のMVを、当時そのプロダクションに協力していた映画製作をする前のマイケル・ベイが監督を務めることに。

大手芸能事務所であるサンミュージックから独立したものの、海外志向の強いレコード会社側と日本を拠点に活動させたい事務所側と対立し、円満退社とはならなかったようで、あまり報道はされていなかった記憶が管理人もあります。

ただ、当時人気絶頂だったNEW KIDS ON THE BLOCKのドニーウォールバーグとのデュエット曲「THE RIGHT COMBINATION」が、カナダでチャートの2位に入るなど、一定の結果は出しています。

 

「素敵にOnce Again」(’94)のMV制作

「アルマゲドン」に松田聖子が出演されている理由について、フリーライターの富田格さんがツィートされてみえます。

まずツィート前半の件、「素敵にOnce Again」のMVに関しては、YouTube Musicからも削除されており、他のSNSにもUPされてはいないようで、見つけることはできませんでした。

楽曲自体はとてもいい曲で、ファンの間では隠れた名曲になっています。

90年代半ばから、映画監督としてメガヒットを連発していたマイケル・ベイは、映画監督としてキャリアをスタートする前、ミュージックビデオやCMの演出・監督を手掛けて、ベネチア国際映画祭の賞の一つである金獅子賞を受賞するなど、実績を積み上げてきた人物です。

この「素敵にOnce Again」のMV制作に、まだ当時無名だったマイケル・ベイが関わっていたことで、カメオ出演という形で、「アルマゲドン」に出演することになったのは確かなようです。

 

カメオ出演の理由

後半のツィートでは、カメオ出演というのは、原作者や監督・主演クラスの演者、その作品に関わる由縁のある人物が、端役・チョイ役で短時間出演することとされており、MVの制作で知り合った彼女を出演させたのは、短期間であれアメリカに拠点を移し、英語力もそれなりにありますから、日本のスーパースターを出演させることで注目させる意図があったと思われます。

ただ、大手事務所から独立しプロモーションもあまりなく、歌番組も下火になっていた当時、ストーリー的には直接関係のないところで出演していても、SNSも無い時代であまり話題にはならなかったかもしれません。



セリフやどこで見れるか?

では、あらためてセリフとどこでお目にかかれるのか確認していきましょう。

 

セリフやどこで見れるのか?

冒頭数分後に、ニューヨークに隕石が降ってくるシーンで、ガイド?彼氏?と共にタクシーに乗り、セリフについては一言のみ「I want to go shopping!(私はショッピングがしたいのよ!)」

隣に乗っていた男性俳優は?

ちなみに隣に乗っていた男性俳優は、日系アメリカ人俳優のゲディ・ワタナベさんでした。(クレジット標記なし)

日本がバブル経済に突入する直前くらいに、日米貿易摩擦をコミカルに描いた「ガンホー」という映画に、準主役クラスとして出演されており、2013年頃までアメリカで役者として多岐に渡り活動されていました。

ここわた
ここわた

今では、「ガンホー」といえば誰もが知るオンラインゲーム会社を思い浮かべますが、40代以上の方は、「ガンホー」の映画を覚えてみえる方も多いのではないでしょうか。

 

まとめ:アメリカ進出によるMV撮影・英語力・プロモーション!

最後にまとめると、

  • 「アルマゲドン」に松田聖子がカメオ出演していたのは、その4年程前に当時無名のマイケル・ベイ監督にMVを撮影してもらっていた縁があったから。

 

  • またそれ以前に短期間ではあるものの、シンガーソングライターとしてアメリカ進出を果たし、当時人気絶頂のグループの一人とコラボしてヒットさせるなど、一定の成果を挙げており、英語力が卓越していたことも背景にあった。

 

  • 日本のスーパースターである彼女を出演させることで、映画プロモーションとして日本で話題になることを考慮した。

といったところでしょうか。

某有名MCがラジオの冠番組で、この程度の出演で「ハリウッド進出!」と銘打つってどうなの?と言ってみえたようですが、’98年「アルマゲドン」が公開されたその2年前に「サロゲートマザー」というアメリカで社会問題になっていた「代理母」を取り上げたサイコサスペンス映画で主演を務めており、原作はすずきじゅんいち氏、企画は黒澤満氏であることなど、合作映画として実際にはこちらの作品がハリウッド進出になっていました。

ただこちらの作品は、出演者も少なくエンターテイメント性やストーリー上のトリックなどもなく、地味で評価はあまり芳しくなかったようです。

ですが、アメリカで当時超大作SF映画に、アジア人観光客のチョイ役とはいえ、冒頭注目されるシーンで、一言ながらセリフもあったのですから、ハリウッド進出は大袈裟にしても、爪痕を残したと言えるのではないでしょうか。

ここわた
ここわた

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