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コナン天国へのカウントダウンはダイハードのパクリ?オマージュした共通点3つのシーン

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劇場版名探偵コナン「天国へのカウントダウン」では、『ダイハード(1作目)』のパクリともいえるオマージュされた3つのシーンが散見されます。

ビルの連絡通路で、炎に囲まれて飛び降りるしか逃げ場のない状況に蘭とコナンが追い込まれ、蘭が消防ホースを体に巻き、コナンを抱いて階下へ飛び降りるシーンがインパクトがありましたが、他にも酷似したシーンも見受けられました。

そこで今回は、この作品のダイハードに関してのオマージュシーンについて紹介します。

この記事を読んでわかること

劇場版名探偵コナン「天国へのカウントダウン」で、『ダイハード』と共通する3つのシーンについて解説しています。




コナン天国へのカウントダウンはダイハードのパクリ?オマージュ?

冒頭でも述べましたが、この作品には「ダイハード」をオマージュしたシーンが、3シーン出てきます。

「ダイハード」と比較しながら、詳しく紹介していきます。

 

コナンと蘭の飛び降りシーン

蘭が「映画みたいに、うまくいくかどうかわかんないけど…」

とコナンを抱きかかえて、自身に消防ホースを巻き付けて、バンジージャンプさながらに真っ逆さまにダイブする衝撃的なシーン…。

引用元:劇場版名探偵コナン 天国へのカウントダウン

1985年に公開されて、世界的に大ヒットした「ダイハード」のワンシーンを模したのは明らかです。

実際には、高層ビルの窓ガラスなど分厚く丈夫で、いくら「空手の達人」設定でも、女性が体当たりしてひび割れしたり、蹴ったくらいでガラスが割れるわけがありません。

ダイハードでもマクレーン刑事が、拳銃でガラスを割っていました。

引用元:ダイハード

明らかにダイハードの、このワンシーンをオマージュ、ヒントにしていることがわかりますね。



ビルの屋上にヘリが接近したところを爆破

コナンが少年探偵団を助けに行き、屋上へ救助ヘリを目黒警部へ要請、一足先に屋上へ上がった3人組が救助ヘリに助けを求めた際に、予め黒の組織によって仕掛けられていた爆弾で、屋上が爆破されるシーンです。

黒の組織がパーティ参加者の「宮野志保」を暗殺するため、屋上にも爆弾を仕掛けておき、救助ヘリが近づいたところを遠隔操作で爆破する算段でしたが、成り行きで子供たちが巻き込まれることになります。

引用元:劇場版名探偵コナン 天国へのカウントダウン

ダイハードでは、テロリストは屋上に人質を集めておき、護送ヘリが来たところを爆破する予定でしたが、マクレーン刑事がそれに気付き、人質を威嚇射撃して階下へ降ろさせました。

実際には、護送ヘリではなく武装したFBIのヘリでしたが、屋上に誘導した人質が戻ってきたことをテロリストのリーダーが知ると、躊躇することなく爆破することになります。

引用元:ダイハード

そして上記の、屋上で敵と勘違いされてFBIの武装ヘリに追い詰められたマクレーン刑事は、消防ホースを体に巻きつけて階下へ飛び降りた瞬間に、屋上が爆破されることになります。

ここわた
ここわた

屋上が爆破されるのも、ダイハードとの共通点が見られますね。

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ビルの高層階でパーティー&オーナーが〇害される

ビルの高層階で「トキワツインタワービルオープン記念パーティ」と称して盛大に開催され、オーナーである主催者の社長が、事件に巻き込まれて〇害されます。

引用元:劇場版名探偵コナン 天国へのカウントダウン

ダイハードも同様に、冒頭でビルの高層階でクリスマスパーティが開かれて、ビルのオーナーである社長がテロリストに〇害されてしまいます。

引用元:ダイハード

 

ここわた
ここわた

パーティが開催されて間もなく、社長が〇害されるのも共通しています。

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まとめ

最後にまとめると、

  • 「劇場版コナン天国へのカウントダウン」は、『ダイハード』がオマージュされたシーンが3つ程確認できる。

コナンと蘭の飛び降りダイブが衝撃的で印象に残るため、あまり目立ちませんが、上記2つのシーンでも、明らかにダイハードをオマージュしていることがわかります。

劇場版5周年記念作品として、原作者の青山剛昌さんが「景色」をテーマに『パニックモノ』を提案されたそうで、映画の要素を取り入れたかったのかもしれませんね。

また、上映時間がジャスト100分ながら、劇場版では初登場の「黒の組織」と灰原哀(宮野志保)との関係性、少年探偵団の聞き込みによる展開、ラブコメはいつもの新一と蘭ではなく、コナンと歩美ちゃんにスポットを当てるなど、当時としては切り口の異なる作品で、画角が現在のワイド幅ではなく旧式のテレビの画角のため古さを感じさせますが、今見てもとても面白い作品です。

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